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物と精神

詩・小説・批評・哲学など テーマは「世界と自分のあり方」全体です

    人生の二歩目


人生の二歩目は誰も知らない

一歩目は親に手を引かれ

社会に手を引かれとにかくスタートラインまでやってくるが

人生の二歩目は誰も知らない

その先を歩くのは君自身であり

君の足より他にはない

人々も知らない

君も知らない

ただ君の「足」だけが答えてくれる


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    空を飛んで


暑い夏が続いていた

人々は日々のざわめきを忘れて

海水浴を楽しんでいた

今日のプチトマトは福島産か鹿児島産か

それが人々の生活の全てだった

僕は空を飛んでいた

人々の眼には見えなかった


自分を探せば、自分が存在していないという事が見つかるだろう。自分を見つけるより、自分を作りだす方が早い。

 僕が歩くと、その軌跡を人は「僕」だと思い込む。僕の本当の姿は誰にも見えない。

 他人のせいにすると、どんどん自分が消えて行く。

 才能、というのはあるのかもしれないが、才能がない人間が才能がないことによって苦しむことはありえない。才能の不足に苦しむのは天才だけだ。

 どんな天才の作品でも、天才がつくったから、と思っている限り何も理解できない。自分と同じ未熟な人間がここまでのものを作り出したと思えば、様々なものが見えてくる。

 痛みを感じるにも能力が必要だ。痛みを感じない内に刃物に切り刻まれて死ぬ人が沢山いる。

 

愚かな人は白を黒ということによって自分自身の存在の根拠を否定する。だから彼は自分で自分を消していく消しゴムのようなものだ。

間違った意見というのは自分で自分を殺すような意見だ。正しい良い意見というのは見かけがどうであれ、最終的には万人のために尽くし、万人のためになる意見だ。

人は雰囲気で行動するので、雰囲気に飲まれないよう気をつけなければならない。雰囲気に飲まれれば、後で後悔することになる。

これから時代は悪くなるかもしれないが、自分がそれに合わせて悪くなる必要はない。そんな奴らは放っておけば良い。

自分だけいれば十分。他の人間はいらない。でももしこの短い生涯で、誰か一緒に行動したり、笑い合えたりする人間がいればそれはラッキーだ。自分を統御できるのは自分だけだから、他人の事まで考えている余裕はない。でも、そんな風に自分を統御していれば、自分を統御している別の誰かと出会うことがあるかもしれない。そんな人と出会って一緒に笑い合ったり、喧嘩したりすることができれば、それは人生最高の幸せだと思う。

自分が知らないことには拒否反応を示し、知っていることに対しては「既に知っていた」とドヤ顔。それではいつまでたっても進歩も成長もない。

誰もが優れた部分と劣った部分を持っている。劣った部分を強調し、是認する人々もいれば、その反対の人もいる。

人間ははじめから優れたり、劣ったりしているのではない。自分の劣った部分を肯定するか、優れた部分を肯定するかで分かれ道がやってくる。

どんなつまらない人間も自分を正しいと思うことからは逃れられない。つまり、誰もが「正しさ」を求めている。

声を大きくすれば正しいことを言っていると思っている人達がいる。

破滅する時、人は自分以外の別のどこかに希望を探す。

ふざけることは人生の浪費。

人類が絶滅したって、君が残っていれば、君の中の人類はまだ残っている。

僕を殺すことはできても、僕を破滅させることはできない。

繰り返し同じことを言わなければならない。繰り返し同じ過ちが現れるから。

                                    

真理、真実とは人間の手のサイズに合うように加工された現実のこと。

現実そのものの多様性を表すと、それは芸術になる。

単純化して一般化すると数学になる。

芸術は現実を認識、把握させる機能を持つ。数学は現実を変化させてゆくための設計図を案内する。

芸術は現実を越えていく意志を呈示する。数学はその為の具体的手がかりを表示する。

   夜の空を横切って


お前はお前の心の声を聴いて

一人、夜の空を横切って行け

人々のざわめきは聴かなくてよい

人々はいつだってああなのだから・・・

お前はお前の心の声を聴いて

一人、夜の空を横切って行け

例えキチガイと言われようとも

一人、夜の空を横切って行け

    社会へ


校庭のそばの花壇で

雨降りの中、教師に怒られる君ーーー

僕は知っている

その眼の中に、誰にも見つからぬように

密かに貯めていた涙を

それを今も時々、思い出す

君は何も悪いことはしていなかったんだって

今も僕はそう信じている

ちょっとだけ、おてんばが過ぎただけだって

君は今、24歳

ようやくこの社会に羽ばたこうとしている

   触知する手


君は素足でやって来る

秋の降る中を

夏の匂いを僅かに残して

僕は茫然として立っている

秋の野に火がつくのを見つめながら

まるで古代の儀式のように人が

人を殺していく様が見て取れる

僕の瞳は乾いてーードライ・アイで

君の姿がよく見えない

今、君は手を伸ばして

僕の存在を触知した


   桜の雨


桜の雨が散っている時

僕は海の方へ向かって歩いている

この世は一つの大きな波

だから君はあそこで待っている

言葉では伝えることができないものを心で伝えて

君は僅かに微笑んだ・・・

人々はざわめきを止めて

我らを遠くから見つめていた

   光


空の向こうへと

僕は飛ぶ

果てもない空の奥へと

人々の声は聞こえない

僕の魂はもはや抜け殻

今、夜が壊れて

光が顕現する

    「世界」


君の限界値を越えて

君は飛ぶ 世界は低い

今、君は夜の街を見て

明滅する明かり達を見て

一体、何を思うだろう?

今、君は箒にまたいで

この世の境を越えて月に到達した

「世界」は下で沈んでいる

人々の墓標


目覚めると朝は消えている

人々は日々に疲れたようで

無作為な殺戮を楽しみとする

沈黙している人は常に賢く

饒舌な者は愚かを気取っている

他者を殺す時、その人の快楽は絶頂で

自分自身に酔っているように見える・・・

まるでそれが生の祝祭であるというように

僕は殺される時、目をひん向いて「NO」と無言の内に

言っていたらしいがあっけなく殺されてしまったらしい・・・

今、丘の上で風が吹いている

そこには人々の墓標が林立している


   変化



物語には二章があります。まだまだ先があります。壁だと思っても越えていけばいいのです。ラスボス前にビビって引き返しても、レベル上げて撃破すれば良いのです。

人生は一つのストーリーです、と言えば笑われてしまうでしょう。何故なら殆どの人間にストーリーはないから。二十代の内に将来の事を見通してしまって何が楽しいのでしょうか。若い頃から年金の数を数えてどうなるのでしょうか?今が楽しくなければ、未来が楽しくなることは永遠にない、と僕は思います。現在の中に未来を取り込まなければ、現在の内に未来を養い育てておかなければ、種子は開花しないと思います。

人間には安定を求める心があり、変化を求める心もあります。今は安定、調和を破って、変化していく時期に当たっていると思います。この変化が破壊となるか、それとも何ものかを創造するかは全て僕達の手に委ねられています。

    生きて

僕達は生きてますね。人間だから。


希望なんてどこにもないさ

”君”がいれば十分だ

日本が終わるって言ったって

君が歩む限り終わらないさ

日本が終わったって 何ものかは続いていく

君はその道を歩むことができるか?

僕達は生きているんだ

   詩を書いて


  ストーリーの2ページ目は

ストーリーの2ページ目は

僕が綴っていく 君が綴っていく

人を殺す物語 人から殺される物語

様々な物語がある中・・・

君は希望の物語を選び取った

それは一番辛い物語

今、僕は君を援けるために詩を書いている

君は僕のことを知らない


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