FC2ブログ

物と精神

詩・小説・批評・哲学など テーマは「世界と自分のあり方」全体です

   夢見


何もかも捨てて
笑おうじゃないか
地獄の底からの笑いを
この世に響かせようではないか
人々の軽すぎる笑いを笑って
この世に地獄を打ち立てようではないか
その後で天国を夢見ようではないか



スポンサーサイト



   波の返答


人が君に優しく接するのは
人が君を利用するためだと
やがて君は気付くだろう
その時、君は独りぼっちになり
初めて海を見るだろう
海は波をもって君に答えるだろう
「さあ、歩いていけ」と


   君へ

 ー自分の青春へー

君はみんなが思っているより
ずっと賢く正しいのだ
ただ皆が賢すぎるのだ
君はこの言葉を思い出して欲しい 困った時には
君はこれから無限の偽りの優しさの中で
無限の非情と叫び声をあげることもできない
無限のこの世の地獄を見ることになるだろう
その時 君は僕の言葉を思い出して欲しい
「君は誰よりも賢く正しいのだ」と僕が言っていたことを




   出掛けよう


このままどこかへ出掛けよう
人々の元を抜け出して
僕の頭はもうとっくに壊れてしまったんだ
君はどうだい? 頭が良いんだろう?
このままどこかへ出掛けよう
人々の元を蹴って出て



    笑える日が・・・


夜、雨が降って
僕は笑っている
空は雨に濡れて
人々の言語を聴くようだ
僕の魂は昇天して
光はオーロラを醸し出す
いつか雷が人々の眉間を焼き
また「笑える日」が来るだろう
「僕」と共に




約束のロザリオ


僕はサヨナラと手を振って
みんなの元を離れて来た
「外へ出たら危ないよ」と
みんなは言って止めてくれたが
僕は危ない所が好きなのだ
最高の笑顔でサヨナラして
今、新しい地平へと僕は歩む
約束のロザリオを持って



   夜更け


人々が己を捨て去る夜に
僕は一人で酒を飲んでいる
誰もいない夜更けに
風が話しかけていった・・・


もう野良猫にも相手をされず
僕の孤独は極まってしまった
職場の皆からは嫌われて
家族からは鼻つまみ者
友人、恋人など一人もいない
僕は今独りぼっちでここにいる
そのことを僕は恥じてはいない
例え一千万人が笑ったって
僕は少しも恥じてはいない

今、酒の味が良く分かる・・・
そんな夜更けに僕は住んでいる





   孵化

僕は空を見上げている
魂はもう枯れ果ててしまったのだ
それでも春はやって来て街を包み
卵を孵化させる

   家路


歩道には雨が降っている
人々が傘を差して渡っている
僕は素足のまま
どこへ行けばいいか分からない
神様が教えてくれた啓示の道を
ゆっくり辿って家へ帰った




  カップラーメン


夜の海に 雨は
一晩中降り注いでいる
僕は一人でじっとそれを見つめている
時々、風か吹いて僕の頬をふわっと撫でる
時々、遠洋航海のライトがちらっと見える
それらは全て夢の中の話・・・
今、僕は一人でカップラーメンをすすっている



海の上に花が咲いている
誰かが「美」を求めているのだ
僕が一人で自害している・・・
それを見ている者は誰もいない


平和な平和な牧場で
人々の声が無限に響いている・・・


太陽

RIMG6281.jpg

人々が夢を見ている時
僕は目覚めよう
その事で糾弾されたとしても
太陽は僕に十分眩しいのだ



夜の酒場


人々が楽しそうに話す間
僕は一人、酒を飲んでいた
人々の話す言葉は何だか分からない
とても難しそうな言葉を使っているが
実はごく簡単なことだという気もする
いずれにしろ人々の言葉は僕に分からない
僕はカウンターでビールを飲んで
バーテンにヘドを吐きかけた


強くなれ


君は雨に濡れて強くなれ
人々が雨を避けるこの夜に

君は陽射しを受けて強くなれ
人々が陽射しを避けるこの昼に

君は自分の中で強くなれ
人々が自分から離反するこの時に

君は群衆の中で強くなれ
人々が群衆の中に溶けてゆくその時に

    泣け!

人々は自分に怯えている
なら、生まれない方が良かったのだ

人生を捨て去る時、人は
きっとニヤついた表情をしている

君が大切な物を失うまいと守っている時には
人は君を大切な物を持っていないと判断する

だから人は君から全てを奪おうとして
今日も笑い出すだろう・・・

だから君は泣き出すことを決して止めるな
人々の中で泣け!そして強くなれ!

該当の記事は見つかりませんでした。